神田沙也加さん死去…憧れだった『マイ・フェア・レディ』再演中の悲劇に動揺広がる

女優の神田沙也加さんが、札幌市内の宿泊先ホテルの高層階から転落、亡くなったことが報じられた。享年35。  

 

報道によると、神田さんは12月18日午後1時すぎ、宿泊先ホテルの14階にある屋外スペースで倒れた状態で発見されたという。突然の報道が出たのは深夜。スポニチアネックスが、神田さんの容体について「重体」と報じた。ネットでは驚きの声や、《どうかご無事で…》と容体を心配する声が殺到していた。

 

神田さんといえば、ディズニー映画『アナと雪の女王』日本語版で主人公・アナの声を担当したことが記憶に新しいが、近年はミュージカル女優としても活躍。今回札幌には、主演ミュージカル『マイ・フェア・レディ』のために滞在していた。

 

「『マイ・フェア・レディ』は、神田さんにとって特別な作品。というのも、同作のヒロイン・イライザは、神田さんが “第2のママ” と慕う大地真央さん(65)が演じてきた役。少女時代は、大地さんの『マイ・フェア・レディ』を観るために、名古屋、大阪、福岡などに “遠征” していたことを自身のSNSで明かしています」(舞台関係者)  

 

神田さんにとって、『マイ・フェア・レディ』主演の座は憧れだった。2018年9月22日のInstagramでは、役が決まった際に、大地から激励を受けたことも明かしている。

 

《真央さんに出逢わなかったら、人に憧れるということを知らないままで、なんの夢も挫折も、その先の喜びもない人生だったと思う。感謝と尊敬では足りません》(本人のInstagramより)  

 

スポニチの報道によると、飛び降り自殺を図った可能性もあるという。  

 

神田さんのInstagramの最新の投稿は、11月18日。そこでも、イライザの衣装を着て、《今年も袖を通せて嬉しいです》と語っている。“憧れの舞台” に立っていたはずなのになぜ……あまりに突然すぎる悲劇に、動揺が広がっている。

 

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